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君の名は 感想

前記事でも言いましたが、新海誠監督の新作映画『君の名は』を見ました。
よろしければ前記事『秒速5センチメートル』もよろしくお願いします。
秒速5センチメートル 感想

『君の名は』凄い勢いですね。公開10日で興行収入38億円、二週連続1位とか。
もう興行収入では『ラブライブ!』『まどかマギカ』『ガールズ&パンツァー』を抜いてますから、
最終的には『エヴァンゲリオン』辺りと並ぶのではないでしょうか。
まぁ、深夜アニメの劇場版とかと比べるのはちょっと無理がありますが。
自分が見に行った時も超満員って言っていいレベルで、後ろの方は全部埋まっていたので、
仕方なく前方中央で視聴したくらいです。いい席で観るなら今は予約必須ですね。

さて、そろそろ内容の話です。
正直に言います。いつものようにネタバレはもちろんの事、結構批判的な記事になってます。
なので、これから見ようとしている方は勿論、『君の名は』は良かった、感動したという方も、
この記事はここで閉じて見ないことを推奨します。



では始めますか。
ストーリーはよくある男女の入れ替わりもの。ただ少し珍しいのは
その入れ替わった男女は三年間の時間のズレがあるという事ですね。
この設定がこの作品のキモであり、これによってストーリーを若干難解にしている部分もあります。
『秒速5センチメートル』でも使っていた、後のシーンの一部を先に流すという手法を使っていましたが、
正直男女の入れ替わりはともかく、三年間のズレがあるという事実が判明するまでちょっと分かりづらいです。
後々この設定が分かって初めて、あぁあの最初の二人並んでたシーンでヒロインの方が背が高かったのは
こういう理由だったんだなぁとか思ったりしました。
この設定を理解した上でもう一度みるとまた新たな発見とかあるかもしれませんね。

ちなみにヒロインは隕石の落下で実は三年前に死亡していたとかで、
主人公が入れ替わり等で過去を改変して、ヒロイン+町民達を救い、
最後にヒロインと再会して無事ハッピーエンド、大分ザックリ言うとそんな感じですね。

終わり方としては大分綺麗にまとまっていたと思います。
新海誠監督の作品は自分がみた秒速以外にもバットエンドというか、
悲しい終わり方が多いということで、以前の新海誠監督の作品を見たことがある人は
最後ヒロインと再会できずに終わるのではないかとヒヤヒヤしていた方も多いのではないですか?

まぁでも自分的にはあれで最後に再会できずに終わってしまうと、
今までの話が全て茶番に終わってしまうので、終わり方はあれしかなかったと思っています。
最後は再会できるのかな?できないのかな?ドキドキっていうよりは、
いやこれで再会できずに終わると全て台無しだよなって感じで見てました。
作品の流れを考えればあれは再会一択、無事予想通りの終わり方で正直ホッとしてます。

作品全体としてみれば、中々いい話だと思いますし、起承転結しっかりできていたと思います。
悪くは無いです、名作とは言わないまでも秀作、少なくとも駄作では無いかなと。
でも見終わった瞬間の自分の正直な感想は、

期待したほどでは無かったな・・・でした。

『秒速5センチメートル』で衝撃を受けた自分としては、この『君の名は』も
新海誠監督らしい、人は選ぶがハマる人にはハマるというか、
例え客が半分くらい置いてきぼりになったとしてもその独特の世界観を表現して欲しかった。
ハードルを上げすぎていたといえばそうかもしれません、しかし自分的には
新海誠監督に求めていたものと作品の乖離が激しく、コレジャナイ感が凄かったです。

何というか、万人受けを意識しすぎてた感がしました。
新海誠監督に自分が求めていたものはその独特の世界観です。
しかしこの『君の名は』は、悪くは無い・・・悪くはないんですけど、
新海誠監督じゃなくても作れるんじゃね?って思ってしまいました。
確かに秒速は単館系で、対する君の名はは沢山の大手の劇場でも放映される全国ロードショーです。
万人受けも必要かもしれません。ただ新海誠監督の一ファンとしては、こういう一般向けの映画はやめて欲しかった。
声優の名前を見たときから嫌な予感はしてました。
主演は神木隆之介、ヒロインの方の名前は知りませんでしたけど他にも共演で長澤まさみ。
自分以外の客は普段アニメとか見なさそうな若い女性多数。
それでも新海誠監督なら・・・と思って見ていましたが、
実際始まるとその理由が納得できる内容でした。
泣いている周りの客との温度差が激しかったです。
別にストーリーで奇をてらって欲しかったわけではないです。
というか元々新海誠監督の作品は設定自体は特別珍しいものではないです。
しかしその内容は新海誠監督の表現したいことが詰まっていました。
ですが今作『君の名は』は、新海誠監督の表現したい作品というよりは、
お客さんの求めているものに新海誠監督が合わせたって感じでした。
正直自分でも何故こうなったか上手く分析できてないので、かなり曖昧な表現になってしまいましたが、
この作品は一言で言うと凡庸。これに尽きるかと。

気になった点を何点か上げていきます。
まずは声優。かなり違和感を感じました。本職を使わずとも、上手さを感じなくとも、
作品の世界観と合ってればそれはそれでいいのですが、
最初の三葉と四葉の会話辺りで既に違和感を感じました。
最後のエンドロールを見て納得、妹は某人気子役さんでしたね。
こういうネームバリューでの起用は本当にやめて欲しいです。
声に違和感を感じれば作品に入っていけなくなりますので。
特に合ってないなと感じたのは三葉、四葉、克彦の三人です。
調べてみたらやはり皆本職では無く、女優とか子役とかモデルとか。
本職を使えとまではいいませんが、客に違和感を感じさせる起用はどうなのと思います。

細かいですが、最後らへんで何故克彦と早耶香が付き合ってたか、結婚してたかも謎でした。
途中で克彦は、何となく三葉の事が好きというのを匂わせていたのに、
数年後何故か伏線も何もなしに早耶香とくっついていました。
だったらそもそも克彦が三葉の事が好きという設定もいらなかったんじゃ無いかなと。

三葉のお父さんが町長という設定も正直謎。
隕石が降るシーンで町民を避難させるために三葉がお父さんを説得するというところはありましたが、
最後は説得できずに力技で強引に避難させる始末。
だったら別に町長はお父さんである必要なかったと思います。

後は歌の多用。
秒速での『One more time, One more chance』は、歌と世界観がかなり合ってたからこそ効果的でしたが、
特に世界観とも合ってもない歌を劇中連発されてもかなり微妙な感じでした。
はっきり言って変な歌途中で流すなよとすら思ってしまいました。

一つ一つは細かいイチャモンのようなものかもしれませんが、
こういう違和感が積み重なってしまうと、作品に入れなくなってしまいます。
これが『君の名は』で自分が感動できなかった理由かもしれません。


こんなところですかね。かなり批判的な記事になってしまいましたが、これも新海誠監督に期待してたからこそです。
今後新海誠監督が新作を作れば多分見に行きますし、過去作も少しずつでも見たいと思っています。
『君の名は』がこれだけ商業的に成功すれば難しいかもしれませんが、
次作は新海誠監督のやりたいことを充分に表現した作品であることを一ファンとして願っています。
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