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秒速5センチメートル

新海誠監督の新作、『君の名は』を見に行きました。
なので、今更ですが過去作『秒速5センチメートル』の記事を書きます。
『君の名は』の記事も近日中に更新したいと思います。
というか僕の記事は基本ネタバレあるので分けないとね・・・。

実は僕は新海誠監督の過去作は秒速5センチメートルしか見たこと無いんですけど、
その秒速5センチメートルはかなり好きです。というか僕が初めてブルーレイで買ったアニメ作品が
秒速5センチメートルだったりします。
小説版も買いました。貴樹の手紙が小説版には詳しく書かれていると聞いて、
それだけを見たくて買ったところさえありますw

秒速5センチメートルを初めて見たキッカケは、全くの偶然。
youtubeだかニコニコ動画だかの何かの動画視聴サイトで何故か秒速があったので、
何ともなしに暇つぶしのつもりで見ました。
初見で衝撃を受けた僕は、気づけば次の日にはブルーレイ買ってましたw

ではそろそろ内容を。ちなみに詳細とかは省きます。というか見たことない人は一回見てくださいw
秒速5センチメートルは、一言で言うと悲恋の物語です。
なので結構人を選ぶかもしれません。
というか僕の知り合いに勧めて見せたりしたらほとんどの人に「この作品嫌い」って言われました。
自分は何回見直しても駄作とはとても思えないので、
角が立たないように『人を選ぶ』という言葉を使っていますw
ちなみに嫌いという人のほとんどは、嫌いな理由がラストにあるようです。
曰く「最後はくっついて欲しかった」だの「終わり方がスッキリしない」だの「貴樹がウジウジしてて嫌だ」だの。

言わせて欲しい!
あれはあのラストだから良かったのだと!!!
それだけは自信を持って断言できます。
ここからは僕の見解がかなり強くなってくるのでご注意を。

秒速5センチメートルは、悲恋の物語でもありますが、同時に貴樹の成長物語でもあると思っています。
明里と会えなくなって、連絡を取らなくなってから、自分の中の時間が止まってしまった貴樹。
貴樹と会わなくなってからも、徐々にではありますが前に進み、ついに結婚することになった明里。
明里の結婚は時間が止まってしまった貴樹との対比であると思います。
もしハッピーエンドを望む方々の要望通りに明里が他の人との結婚をせずずっと貴樹との再会を待ち続け、
最後に再会して、もしくは明里とくっついて終わった場合、
時間が進んでいた明里と止まっていた貴樹との『ズレ』という違和感を抱えたまま終わってしまっていたでしょう。
あれ程映画の内容とマッチした山崎まさよしの『One more time, One more chance』が、
あそこまでの効果的な意味を持てなかったでしょう。
貴樹は明里と決別する事が出来たからこそ前に進むことができたのです。
だからこそあの踏切のラストシーンが活きていたのです。
暴言になるかもしれませんが、もし貴樹と明里が最後にくっついて終わっていたら、
只の茶番、この作品は一気に凡作になっていたと思います。
最後はハッピーエンドで終わらないとスッキリしないという方の意見はそれはそれで尊重します。
だからこそこの作品は『人を選ぶ』というのも理解はできます。
しかし、この『秒速5センチメートル』に関しては、
ラストは明里と決別したからこそ名作になり得たと断言します。

ちなみにこの作品は、伏線がかなり多いです。
一般的な全国ロードショー作品のように分かりやすい説明をしてくれません。
ある意味国語のテストのように、登場人物は今どんな感情でしょうという事を理解できないと、
大変分かりづらい作品です。
なので分かりやすい作品が好きという方には好まれないかもしれません。
実際知り合いとこの映画について意見交換した時は、かなりのズレを感じました。
例を言えば最初の踏切のシーンとラストの踏切のシーンの意味、
二人の渡せなかった手紙を渡していたらどう変わっていたのか。
スペースシャトルの打ち上げを見る貴樹の心境。
出す宛のないメール、何故花苗は貴樹に告白できなかったか。
貴樹の退社、水野と3年間付き合っていた理由。
貴樹と明里が互に幼い頃の夢を見た意味。
これらが理解出来たか出来ないか。それだけでこの作品の評価は180度変わると言っても過言ではありません。
秒速5センチメートルは、観る側の行間を読む能力がかなり試されるでしょう。
勿論それらを全て理解した上で『面白くなかった』と評する方もいると思いますが、
まぁそれはそれで仕方ないです。

多少蛇足になるかもしれませんが、もう少しだけ。
知り合いに聞いて面白かった傾向があります。
女性はコスモナウトの主人公花苗に好感を持つということです。
自分の中では秒速は貴樹と明里の物語であり、感情移入もその二人がほとんどでした。
知り合いの男性もほとんどの意見はそんな感じで、むしろコスモナウトの話はほとんど出ないほどでした。
しかし女性の意見ではかなりの割合でコスモナウト、花苗の話で占められていました。
これは自分的にはかなり面白い結果です。性差によって好感を持つキャラクターは
やはり差異が出るのだなと実感しました。

言うまでも無いかもしれませんが、映像美も見どころです。
あの少ないスタッフでこれほどのクオリティのものが作れたのは素直に驚きです。
こればっかりは実際に見て欲しいと思います。

『One more time, One more chance』が作品の世界観にとてもあっていて、
今ではあの歌を聞けば秒速を思い出すほどです。
何回見ても劇中で歌が流れる時は泣けます。

これくらいで『秒速5センチメートル』の批評を終わります。
長々と書きましたが、自分はこの作品は不朽の名作だと思っています。
出来ればこの記事をどこかで見た方々にも、同じ感想を持っていただければ嬉しいです。
ではでは。
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